「マイナンバー」の記載は誰がするの?-「個人番号関係事務実施者」とは?

あなたが、いわゆるサラリーマンであるならば、一般的にこれらの申請書類の作成は勤務先の会社が行っています。そのため、勤務先の会社に自分や家族の「マイナンバー」を教えて、これらの申請書に記載してもらわなければなりません。会社の立場から見た場合、従業員やその家族の「マイナンバー」を教えてもらい、申請書に記載する、という事務が発生します。そのように役所以外が本人の代行で、「マイナンバー」を記載する事務を「個人番号関係事務」と呼び、その実施者である会社を「個人番号関係事務実施者」と呼びます。

ちなみに、その際に「個人番号関係事務実施者」である会社には「マイナンバー」の「管理義務」が課せられます。法律では、「漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人番号の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない。」と記載されているだけですので、具体的にはどんな措置をするといいのかわかりません。参考資料として、「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」が公表されています。これは、法律ではありませんのであくまでも参考です。これ以外の方法で管理体制を作っても問題ありません。特に小企業のようにあまり管理コストをかけられないところでは、少ない管理コストで効果があがる仕組みが必要になると思います。